こんにちは。
自分軸を目覚めさせるカウンセラーの川上弘子です。
人の役に立つことで自分の価値を感じていた
私は長い間、
「人の役に立たなければ価値がない」
と思って生きてきました。
誰かに感謝されると安心する。
必要とされるとうれしい。
だから、人の期待に応えようと頑張っていました。
頼まれごとは断れない。
自分のことは後回し。
気づけば、人のために生きているような毎日でした。
なぜこんなに頑張ってしまうのだろう
人の役に立つことで価値を感じる人は、優しく責任感のある人が多いように思います。
子どもの頃から頑張ることで認められてきた人もいるでしょう。
家族の期待に応えようとしてきた人もいるかもしれません。
誰かを助けたときに褒められたり、いい子だと言われたり。
そんな経験を重ねるうちに、
「人の役に立つことは良いこと」
だけでなく、
「人の役に立つ私には価値がある」
という思い込みが少しずつ作られていくことがあります。
もちろん、それは悪いことではありません。
その時の自分が一生懸命身につけた、生きていくための方法だったのです。
気づかないうちに自分を後回しにしてしまう

人の役に立つことを大切にしている人は、周りから見るととても頼りになる存在です。
相談されることも多いでしょう。
困っている人を見ると放っておけないかもしれません。
でも、その優しさを自分に向けることは苦手だったりします。
疲れていても頑張る。
本当は断りたいのに引き受ける。
助けてほしい時でも「大丈夫です」と言ってしまう。
そんなふうに、自分の気持ちよりも周りを優先することが当たり前になっていることがあります。
役に立てない自分を責めてしまう

でも、その考え方は時に自分を苦しめます。
体調を崩したとき。
思うように動けないとき。
誰かの期待に応えられなかったとき。
そんな自分を許せなくなってしまうのです。
「もっと頑張らなきゃ」
「こんなことで休んではいけない」
「迷惑をかけてしまった」
そんな思いでいっぱいになることもあります。
けれど、本当に苦しいのは失敗したことではなく、
「役に立てない私は価値がない」
という思い込みなのかもしれません。
あなたの価値は変わらない
誰かの役に立てる日もあれば、立てない日もあります。
元気な日もあれば、疲れている日もあります。
それは人として自然なことです。
考えてみてください。
あなたが大切に思う人が疲れていたら、
「今日は役に立っていないから価値がないね」
とは思わないはずです。
ただ、
「無理しないでね」
と思うのではないでしょうか。
本当は、その優しさを自分にも向けていいのです。
人の役に立てたから価値が増え、
役に立てなかったから価値が減る。
そんなことはありません。
あなたの価値は、もともとそこにあります。
まずは自分にも優しさを向けてみる

いつも周りの人を大切にしてきたあなたへ。
少しだけ、自分にも同じ優しさを向けてみませんか。
疲れた日は休む。
できない日があっても責めない。
助けてもらうことを許してみる。
誰かを優先する前に、自分の気持ちを聞いてみる。
最初は難しく感じるかもしれません。
でも、その小さな積み重ねが、
「何かをしている私」ではなく、
「そのままの私」
を大切にすることにつながっていきます。
おわりに
もし今、
「人の役に立てない自分には価値がない」
と感じているなら、
そんなふうに思うほど、人のために頑張ってきた自分を認めてあげてください。
あなたは十分頑張ってきました。
そして、あなたの価値は誰かの役に立てるかどうかで決まるものではありません。
何かができる日も、
何もできない日も、
あなたは大切な存在です。
そのことを少しずつ思い出していけますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。




